ぎっくり腰によくある症状
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寝返りができないほど腰に激痛がある
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重たいものを持ち上げた際に腰に強い痛みが出た
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くしゃみをした瞬間に腰に激痛が走り、動けなくなった
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下に落ちたものを拾おうとしたら腰に痛みが走った
ぎっくり腰は突然襲ってくる!
「ぎっくり腰」という言葉は聞いたことがあっても、
身体がどうなっているのかはあまり知られてはいないのではないでしょうか?
西洋では「魔女の一撃」とも例えられるように、
ぎっくり腰はなんの予兆もなく、突然の激痛に襲われます。
こちらの記事ではぎっくり腰をテーマに
「症状・原因」と「日常でできる予防法」についてまとめています。
ぎっくり腰になったことがある方はもちろん、
腰に不安のある方はぜひご一読ください。
ぎっくり腰でお悩みの方に
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急な激痛!ぎっくり腰はなぜ起こる?
ぎっくり腰は、その場から動けなくなるほどの激痛が走ります。
突然発症するので経験者はもちろん、まだなったことがないという方も怖いですよね。
では、そもそもぎっくり腰とは身体がどういう状態になっているのでしょうか?
症状と考えられる原因についてみていきましょう。
【ぎっくり腰とは?】
ぎっくり腰は正式名称を「急性腰痛」と呼びます。
重たいものを持ち上げる時はもちろん、くしゃみやうがいをするという些細な動作でも発症することがあります。
発症直後は腰周りに炎症が起き、激痛が走ります。
そして
「腰が曲がらない」
「腰が伸ばせない」
「寝返りができない」
「何をしても痛い」
といった状態になります。
激しい痛みは2.3日ほど続き、1週間〜数週間もすれば自然と痛みは消失していきます。
【ぎっくり腰の原因】
ぎっくり腰の原因としては「椎間板や靭帯など関節の損傷」「筋肉の損傷」が考えられています。
しかし、ぎっくり腰の原因は明確にはわかっていません。
そもそもがぎっくり腰では身体に何が起こってるかもまだ判明していないのです。
発症するのは突然なのですが、疲労の蓄積が大きな要因として考えられます。
発症前に「仕事が忙しかった」「激しい運動をした」というケースが多く見られます。
身体をたくさん動かす人はもちろん、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている方も血流不足で筋肉への負担は蓄積していますので、ぎっくり腰を発症しやすくなっています。
ぎっくり腰にならないためには?日常でできる予防法を紹介!
急な激痛に襲われ、その場から動けなくなるぎっくり腰。
一度なった方はもう2度と同じ経験をしたくないし、腰に不安があるという方もできるものなら予防したいですよね。
ただ残念ながら原因自体がはっきりと判明していませんので、「これをすれば大丈夫」というものはありません。
しかし、ぎっくり腰の予防としては「疲労を蓄積させない」「筋肉に柔軟性をつける」ことが大切となってきます。
●ストレッチ
身体の土台となる「股関節周り」のストレッチがぎっくり腰の予防として効果的です。
・お尻周りのストレッチ
椅子に座った状態で、膝の上にもう片方の足の外くるぶしを乗っけます(方膝が開いている状態)
そして、背中をまっすぐにしたまま、上半身を前に倒していくとお尻が伸びていく感覚をえられます。
上体を前に倒す時は、骨盤から倒すようにイメージすると良いでしょう。
これであればデスクワークの方も、休憩時間に椅子に座りながらストレッチすることができます。
・股関節のストレッチ
床に座り、足裏を合わせて両膝を広げます。
そのまま背中を伸ばしたまま、骨盤から倒すように上体を前に倒していくと股関節の内側が伸びる感覚をえられます。
ゆっくりと呼吸をしながら、30秒ほどかけて伸ばしましょう。
●ウォーキング
普段運動しないという方も毎日10分程度でも構いませんので、歩く習慣をつけましょう。
その際はやや大股で、腕も大きく振るように意識すると、股関節まわり、肩甲骨周りをより大きく動かすことができます。
筋肉に柔軟性をつけるとともに、全身の血流を促しますので疲労が蓄積しづらくなります。
またウォーキングにはストレス発散の効果もあります。
ストレスも筋肉が緊張する要因となるのです。
●ものを持ち上げる際は膝から曲げるようにする
背中を丸める動作は腰の負担を増やします。
下に落ちたものを拾ったり、ものを持ち上げる時には腰を曲げるのではなく、なるべく膝から曲げるようにしましょう。
また、腰を曲げる際には
「膝に手をかける」
「壁や台などに手をつく」
「片足を台の上に乗せる」
ようにすと腰の負担を減らすことができます。
ONE鍼灸整骨院【ぎっくり腰】アプローチ法
急性腰痛。
いわゆる「ぎっくり腰」ですが、ぎっくり腰にも種類があります。
骨盤の骨をつないでいる「仙腸関節」が炎症を起こしてしまっているパターン。
腰部の筋肉が引き伸ばされ若しくは緊張し筋肉が裂けてしまうパターン。
など、痛めた肢位、痛めた部位も人によって違います。
ですので仙腸関節に炎症が起きている場合に筋肉にアプローチしてもなにも改善されません。
筋肉が裂けているのにもかかわらず仙腸関節にアプローチしても意味がないのです。
しっかりと症状を見極めたうえで確実に痛みが出ている場所を見つけ出し改善していくことが大切です。
ぎっくり腰が引き金になり慢性腰痛に移行する場合も珍しくありません。
腰に痛みが出たら、お早めにご相談ください。
著者 Writer
- 院長:長井勇矢
- 平成4年5月27日、O型
趣味:サッカー、子育て
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