気を付けたいギックリ腰【リスクは知らないうちに上がります】
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腰痛
こんにちは。
ONE整骨院院長の長井です。
かなり冷え込む日が増えてきましたね。
こんな時期に気を付けたいのは
【ギックリ腰】などの急性外傷ですね。
今回はギックリ腰の原因や対策について
説明していきたいと思います。
ギックリ腰の原因
皆さんギックリ腰の原因がなんだか
ご存じですか?
結論からお話しすると、
ギックリ腰の主な原因は軽微な筋損傷です。
筋肉に何かしらの外力が加わった際に、
筋繊維が部分的に損傷することで発生します。
では筋繊維が損傷に至るまでの大元の原因の
部分を掘り下げていきましょう。
・日々の蓄積が大きなけがを引き起こす
柔軟性のある筋肉はよっぽどの外力で
なければ損傷することはありません。
しかし、ギックリ腰が起きたときのことを
聞くと、
【くしゃみをしたとき】
【ちょっとしゃがんだ時】
などそんなに大きな負担がかかってない
場合も多く聞きます。
それは何故なのでしょうか?
答えは筋肉の状態が悪化していたからです。
筋肉の疲労はコップに水を入れていくような
もので、少しずつ溜まっていき、
溜まっている時は痛みを感じません。
痛みを感じるときはコップから水がこぼれたとき
です。
この水がいっぱいいっぱいになっている状態が
筋疲労がピークになっている時です。
そして水がこぼれる時の最後の一押しになるのが、
ちょっとした動作だったりするんですね。
この疲労の蓄積は繰り返しの動作や身体の歪み
によって引き起こされます。
・現代の生活は疲労がたまりやすい
現代社会ではスマホやパソコンが普及し、
とても便利な世の中になりましたね。
そしてどんな仕事にもスマホやパソコンを使用する
機会がとても多くなってきました。
人間の身体は本来、長く同じ姿勢でいることが
得意ではありません。しかし、デスクワークを
する際は長時間の同姿勢になってしまうことが、
多いと思います。
同じ姿勢では、使う筋肉は決まった筋肉になって
きてしまい、負担が集中してしまいます。
想像してみてください。あなたが苦手なことを
長時間続けていたら、疲れてしますよね?
これと同じことがデスクワークをしているあなたの
腰に起きているのです。
そして知らず知らずのうちにギックリ予備軍に
なっているのです。
対策
ではどうすればギックリ腰を起こさずすむのか
その対策について話していきます。
・適度な運動
先ほど原因の部分でお話しした通り、人間の身体は
長時間同じ姿勢を取ることにより負担が偏り、
筋疲労が強くなっていきます。
同じ姿勢ばかりでは使うところは使いっぱなし、
使わないところは全く使わないという状態になって
しまうので、適度に運動することによって、普段使わない
筋肉を使うようにすることで怪我のリスクを抑えることが
できます。
また、筋力的にも弱った筋肉は怪我をするリスクが高くなります。
なので日常的に運動して筋力を維持しておくのも効果的です。
・定期的なケア
筋肉に疲労がたまった状態で仕事や運動をしていると、
やはりギックリ腰のような急性症状に繋がってしまいます。
なので定期的に身体のメンテナンスを行うことにより、
怪我のリスクを減らしましょう。
一番簡単な方法としては「ストレッチ」です。
お風呂上りなどの筋肉が緩んでいる状態で行うのが
望ましいです。
ストレッチの方法などはネットで調べればたくさん出てきますし、
専門家に聞きに行くのもいいかもしれません。
また「マッサージを受ける」のも有効な手段だと思います。
ストレッチだけでは凝り固まっている筋肉を完璧に緩めることは
出来ません。
やはりコリになっているものに対してはマッサージが一番だと思います。
これらの方法で定期的に筋肉の硬さを取ることにより、
日常のけがのリスクを抑えることができると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ギックリ腰などは急に起こるというイメージ
がありますが、実は日々の積み重ねが影響して
いることがほとんどです。
痛みが出る前から痛みを抑える行動こそが、
最高の治療だと思います。
また今回お話しした内容はギックリ腰などの急性症状
のみだけではなく、健康的な生活を送るうえで必要な
物でもあります。
皆さんで痛みの無い健康的な日常を手に入れましょう!