季節の変わり目の不調の原因
倦怠感
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頭痛
こんにちは。
ONE整骨院、院長の長井です。
暑かった夏も過ぎ、すっかり秋ですね。
秋は一年で最も過ごしやすい気候ですし、「運動」「読書」「食欲」など
活動意欲が駆り立てられる素晴らしい季節です。
しかし一方で夏から秋の季節の変わり目は特に身体に不調が起こりやすい時期でもあります。
今回はこの不調の原因についてお話していきます。
目次
・この不調の原因はなに?
・自律神経について
・対策
・まとめ
・この不調の原因はなに?
季節の変わり目に出てくる不調の原因はズバリ自律神経のバランスの崩れです。
自律神経の乱れは主に仕事のプレッシャーや人間関係
などによる精神的ストレス、光や音、温度などによる身体的ストレス、
寝不足や食生活の偏りなどによる生体リズムの乱れなどにより起こります。
特にこの季節は気温や湿度、気圧などの身体的ストレスの影響が大きくなります。
自律神経のバランスが崩れると活動しなければならないときに眠くなったり、
休まなきゃいけないときに興奮してしまったりのような事が起こります。
こうしたズレが蓄積し頭痛や、倦怠感などの不調として身体に現れます。
・自律神経について
脳の脊髄から出ている末梢神経には、感覚や運動など意識的にコントロールできる
体性神経系と内臓の動きなどをコントロールする自律神経系があり、
自律神経系は自分で意識して動かすことができません。
自律神経には主に昼間の活動時に優位になり、汗を出したり
心臓の鼓動を早くしたりする交感神経と
主に夜間や寝ている時に優位になり内臓の動きを高めたり、
メンテナンスを行う副交感神経があります。
身体の機能のアクセルとブレーキと思うとわかりやすいかもしれませんね。
・対策
先ほどお話しした通り、自律神経の乱れには精神的ストレス、身体的ストレス、生体リズムの乱れ
などが深く関係してきます。外的要因の強いストレスに関しては何かストレス発散になる運動や、
趣味に打ち込むのもいいかもしれませんが、自分ではどうにもならない場合もあります。
なので私は生体リズムを整えることをオススメします。
生体リズムを整えるのにお勧めしたい方法が二つあります。
- 起きる時間を決める。
- 食生活を見直す この二つです。
1、仕事の時間がまちまちで寝る時間がバラバラになってしまう方も多いと思いますが、
眠たいところを少し我慢して起きる時間だけは毎日同じにしてみましょう。
一日の始まりが一定になると身体のリズムが整い、自律神経も安定してきます。
欲を言えば朝一で日の光を浴びるようにするとさらに効果が高くなります。
2、生体リズムを整えるということ意識するのであればきっちり三食食べる事を
意識しましょう。日によって食べる数が減ったり、半端な時間に間食したり
するとやはりリズムが乱れてしまいます。
食生活の見直しに関しては自律神経の問題だけではなく、ダイエット効果や
生活習慣病の予防にもなります。
まとめ
いろいろと話してきましたが内容を要約すると、
- 季節の変わり目の不調の原因は自律神経の乱れ
- 自律神経とは身体のアクセルとブレーキ
- 不調の対策には生体リズムを整える
ということになります。
不調が出やすい季節にはなりますが、気温や気候的にも
過ごしやすく良い季節でもあるので、不調が出ないように対策して
気持ちよく活動的な秋を過ごしましょう!
著者 Writer
- 院長:長井勇矢
- 平成4年5月27日、O型
趣味:サッカー、子育て